一覧 -2008年04月
花文化のフィールドワークのひととき
花を愛するかたがたと、楽しく小旅行をする
「花文化のフィールドワーク」。
今回の舞台は焼き物で有名な栃木県、益子町。
そこで立ち寄ったおしゃれなカフェで小粋なフラワー
デザインを見つけました。しゃれたグラスの中に、
かわいいフキノトウの箱庭が収まっていました。
ARK STARNET
http://www.starnet-bkds.com
ようこそ新入生!
僕は「花の文化」という授業をある専門学校で担当させて
いただいております。僕自身も毎回が勉強の連続という
ありがたい授業です。
今年も専門学校の入学式が行われ、ちょっと緊張した
面持ちの、でも初々しいエネルギーに満ちた新入生諸君
の晴れやかな表情が、桜空のした輝いて見えました。
今年はどんな出会いがあるのか、今から楽しみです!
専門学校の情報はこちら!
http://www.flower.ac.jp/index.shtml
朝の花畑
ついさきごろ、マミフラワーデザインスクールの入り口に
小さな花畑ができました。ペチュニア、ラベンダーなどなど
思わずほっとしてしまう色合いの花畑です。
月曜日をむかえて、「さあ、やるぞっ!」と思いながら入り口を
通りかかると、おもわず目に飛び込んできたのがこれ。
やる気はひとまずおいておいて、まずは花たちからの語りかけ
にじっくり耳を澄ます僕なのでした。
“花”のなかで・・・
4月から新規スタートした「考花学」の野外授業で
新宿御苑をおとずれ、散りゆく桜を皆で堪能しました。
日本人は古くから桜に特別な感情をこめてきたんですね。
この花は農業のスタートを教えてくれ、神のやどる木として
活躍し、和歌などをはじめとしたアートの源泉となり続けて
きたのです。
そんな思いの数々を胸に、サクラ餡のタイヤキをほおばりながら
観る花はまたひときわ艶やかに見えました。
皆さんも「考花学」に遊びに来てくださいね!
http://202.229.55.161/hana.php
線路沿いの花
写真をひっくりかえしていたら、
旅先で出会った風景を思い出しました。
とある地方の駅に降り立ち、歩いていると
どうも線路沿いを歩くのが心地いいのです。
それはなにげなくそこに花が植えられていた
からでした。
楽しみながら、ふと向こうを見ると年配の
ご婦人が花の手入れをしておられました。
「なんにも出来ないけれど、これだけが
楽しみでね。」
なんにも出来ないなんてとんでもありません。
道行く人に幸せをわけてくださっているんですから。
スパイスのデザイン
インド料理、イラン料理、トルコ料理・・・。
前からスパイシーな食べ物が大好きでした。
実はいまうちの家内もエスニック料理作り
にはまっています。家のなかが香ばしさ
でいっぱいになりますので、台所に立ち寄って
みると、白いお皿のうえに色とりどりのスパイス
が並べてありました。
クミン、コショウ、チョウジ、ターメリック・・・。
みな南の国々から世界のあちこちに広まって
いったスパイスたち。それが今うちの台所に
いっせいに集まって彩りを放つ姿はあたかも
デザインのよう。夕食のカレーがひときわ
美味しく感じられたのは言うまでもありません。
水もしたたるいいチューリップ
うっとうしい雨。まだ梅雨でもないというのに。
あれ、気がつくとチューリップが綺麗に咲いている・・。
しかも、雨のしずくをまとった姿はひときわ輝いて
います。
その凛々しい形からか、深い色彩からか、僕にとって
チューリップはなぜだかよく目にとまる花なのです。
あと、こうも思います。チューリップって頭みたいな花
があって、茎が華奢な身体みたいで、葉っぱが手みたいで、
なんだか人間みたいなんですね。だから親しみがわくの
かな?
こんな、魅力的なチューリップの話、近々「花文化ラボ」
でご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。
花の淑女
いつもスクール内を楽しい空気でいっぱい
にしてくれる子供クラス。でもみんな感性
が柔らかですごいすごい!いつも感心して
しまいます。
おとなだったら、「はずかしい」なんてことで
その場では身に身に付けられない葉っぱと
花のアクセサリーだって彼女たちは見事に
使いこなします!
どうですか、三人の花の淑女のかっこよさと
いったら!
子供クラスの活動についてはこちら
http://www.mamifds.co.jp/news.php
作品展にむけて・・・
先日、五月に開催されるマミの作品展
に出品されるかたがた向けの講習会
が開かれました。
今年のテーマは「花・人・暮」。暮らしに
より直接かかわる花がテーマです。
実際、家の中においても遜色ない展示台
を前にして、すでに作品が決まっている人も
これから考えようとしようとしている人もおのおの
試行錯誤が続きます。
ひとつだけ言えることは、みなさんほんとうに
楽しそう。花が生命力をわけてくれるからでしょうか?
人と花との命が共鳴しあっているからでしょうか?
素敵な作品、心から楽しみにしていますね!
http://202.229.55.161/desi2008.php
気軽にナポリに行こう!
ずうっと前に、叔父にこういわれました。
「どこの国の料理であろうと美味いもの美味い!」
しばらく食べていないと、むしょうに食べたくなるのが
イタリアはナポリのピッツァです。現地の職人さんが
作ったピッツァ窯で焼き上げたあつあつを食べられる
お店が、リストランテ・エ・ピッツェリア・ダ・イーヴォ、
僕が気軽に「イーヴォさんのお店」と呼ばせていただいて
いる店です。
ここのピッツァの香ばしさともちもちした舌触りといったら!
それから、夜も本格的な絶品ナポリ料理と暖かい雰囲気
を味わえる店ですので、ぜひお試しあれ!
あんまり美味しくて素敵なお店なので、またレポートしますね!
美味しいピッツァを楽しく召し上がれ!
http://www.eatpia.com/daivo/index.html
ハナミズキはハナミズキ
サクラがおわって少しさびしくなりました。
そんななか、雑然とした街中を歩いていると、
商店街の真ん中にそびえている木に出会いました。
見上げると、濃いピンクが印象的な花をたくさんつけて
いるハナミズキがそこにありました。いくら周囲が落ち着き
がなかろうと、いかに僕の気持ちがさびしかろうと、
ハナミズキはそこに咲いて精一杯命を謳歌しているのでした。
すこし元気をもらった気がしました。
まだまだハナミズキはハナミズキ
街中のハナミズキの花に心動かされた僕。
実はマミの学校内でもハナミズキに感動
させられようとは思いませんでした。
むかし豊臣秀吉は千利休に「これに梅の花をいけよ」
と平たい花器を指差して命じました。利休は別段驚くことも
なく、梅の花びらを花器の水面に散らしたのです。
まいった。今はハナミズキの花が水面に散らされているんです。
しかも、花と同じ色の白い器に。どこまでが器?どこからが花?
そしてどこが水?
そんな幽玄の世界がこの作品からただよっています。
向こう側のムラサキハナナ
閉ざされた空き地の中で命を全うするムラサキハナナ。
はるか中国からやってきたのは昭和のはじめ。それから
瞬く間にバイタリティーあふれる生命力で全国に広まり
ました。
中国名、諸葛菜(しょかつさい)。三国志の名軍師、諸葛
孔明(しょかつこうめい)がこの草を戦場での食料にと奨励
したという伝承からこの名があります。
旺盛な生命力のある草を粥に混ぜて食べる。もりもり力が
湧いてきたのでしょうか。
お粥ではなく、僕はフェンスとムラサキハナナのコントラスト
を今楽しんでいます。生命力に満ちたムラサキの花は塀の
向こうでも元気です。
残る桜
桜の花もすっかり散ってしまったと思っていたら、うちの
ソメイヨシノに遅咲きの花が。とうの昔にほかの枝は葉桜
になってしまったというのに・・・。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
江戸時代の僧侶、良寛が残した歌を思い出しました。
遅咲きの花もいずれは散る運命であることはわかっています。
が、花が散っても桜は桜。来年の開花に向けて、その枝が、
その葉がその幹が、うちに秘めた力を蓄積中なのです。
パエリアにくびったけ
突然、パエリアです。前々からですが、これを作るのが大好きです。
自分で食べるのはもちろんのこと、人に振舞うのが大好きです。
そのときの出来不出来にかかわらす無理やり食べさせられるほうは
たまったものではありませんが・・・。
パエリア鍋を買ってしまったくらいです。もともとピラフ、チャーハン、ちまき、
リゾットなど、米料理にはなぜか惹かれてしまいます。基本的には蓋をせず
豪快に料理するパエリアのスケールの大きさに魅了されているのでしょう。
また豪華に見えますしね。みんなで食べるのが楽しくなる料理の一つである
と思っています。
アラビアで生まれ、スペインに伝わったこの料理。さまざまな風土の息吹を
長い旅路の末に吸い込んだパエリア。なぜか僕はこの料理と様々な改良を
加えられながら原産地から世界に広まっていった花たちの姿をだぶらせて
しまうのです。パエリアの見た目の華やかさが花のそれになぜか似ているのです。
そしてそれは一夜にして出来たものではないことに想いをはせてしまうのです。
