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一覧 -2008年05月

2008年05月08日(雑記)

連続紋様の美にひたる・・。

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連続紋様といっても、これはどこかにんまりしてしまうドーナッツの勢揃いによるもの。
ドーナツとしての最低限の形はおさえながら、なんとユニークな質感や色の多いことか。
真横から見たり、ふかんから観たりして長時間楽しめました。

連続する紋様に古くから人類はなぜか魅せられてきたよう。古代メソポタミアやエジプトの
神殿は菊や蓮の花の連続紋様でふちどられていたのです。ドーナッツは花ではありません
けれど、“華やか”という意味では僕にとって菊や蓮の花と似ています。

うんちくはここまで。やっぱり花よりだんご!それでは、いただきます!

2008年05月13日(雑記)

匂いを観る。

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学校までの道のりを歩いていてある場所に近づくと、いきなり甘い香りに
頭の中が独占されます。顔を上げるとそこにはハゴロモジャスミンが。
白い花が開いている姿も、ピンクのつぼみの姿もまた美しい。そして香りは
輪をかけて美しい。そのとき僕はこのジャスミンという花の姿だけではなく、
刺激的でいながら甘いその匂いを観ていたのでした。匂いを観ることなんて、
できないと思っていました。でもそれが出来たと思えてしまうほど香りと
ジャスミンの花は分けても分けられないものに感じられたのです。
ハゴロモジャスミンの由来はその優美なつるが天女の羽衣を連想させた
ことからだとか。いずれにせよ、このかぐわしき“天女”は季節限定で僕に
匂いを観せてくれるのです。

2008年05月15日(雑記)

コーヒーに何を想う・・・

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もともとコーヒー好き。近所にコーヒー豆の専門店ができました。そこではローストする前の
コーヒー豆がところ狭しと陳列されているのです。コーヒー豆がもともとグレイだったとは知らなかった。
そこからローストされて、あのコーヒー豆の色になるのですね。最初にこれを考えた人は
さぞかし試行錯誤したでしょうね。

コーヒーを飲む時間は僕にとって当たり前の時間だけれども、ちょっと特別な時間でもあります。
それはコーヒーが僕の視覚、嗅覚、味覚を大いに刺激して、さまざまな世界につれていって
くれるからです。しいてはコーヒーを味わうことによって、このコーヒー豆が生まれた土地の風土
までが頭に浮かんでくるくらいです。もちろん、僕はジャマイカにもブラジルにもケニヤにも行った
ことはないのですが、それでも光景ぐらいは浮かんできます。具体的な気温や土地の香りは
わかりませんけれどね。でもそんなことをコーヒーはあの手この手を使って僕に想像させて
くれるのです。

昔、エチオピアに生まれてアラビアにつたわり、意識をすっきりさせてくれる特別な飲み物として
世界中に広まったコーヒー。石油についで多くの量が取引される世の中になっても、この飲み物
が与えてくれる特別な時間は変わらないようです。

2008年05月16日(雑記)

いよいよ22日から大丸での作品展スタートです!

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「マミフラワーデザイン展 花・人・暮」がいよいよ来る5月22日から大丸ミュージアム・東京にて開催されます。それにさきだって会場となる大丸東京店の1階に川崎景太デザインによるフラワーデザインによるディスプレイが展示されています。色とりどりのお菓子のディスプレイに囲まれて、デザインそのものも春らしく色鮮やかです。

考えてみると、花があるだけでなぜかそこの“空気”が心地よくなります。「考花学」のクラスでも皆さんと話し合うのですが、それは花が「美しいかたちを持ち、美しい色を見せてくれ、かぐわしい芳香を与えてくれ、そしてなによりも生命を感じさせてくれるから」なのだということになりました。こんどはさらにつっこんで、なぜ生命を感じさせてくれるものは美しく、そして私たちの周囲の空気を心地よくしてくれるのか・・・。僕としては、作品展で作品を観賞させていただきながら、じっくりと考えたいと思っています。

ディスプレイともども、皆様もぜひ作品展をご覧になってくださいね。お待ち申し上げております。
http://202.229.55.161/desi2008.php

2008年05月20日(雑記)

箱の内側をデザインする・・・。

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最近僕は弁当派です。もちろん、外食をしてしまうこともありますがなるべく仕事場に弁当を
持参することにしています。理由はありませんがただなんとなく弁当を持ってくるのが楽しく
なってきました。

いつもは家内が作ってくれるのですが、今日は彼女は用事があって不在です。玄米を炊いて
くれていたので、犬猫に食事を与えた後、僕はおもむろに「たまには自分で作ってみようかな」
なんて思ったわけです。

おかずもありきたりのもの。でもそれを自分風に弁当箱の中に並べていくのが楽しくなってきました。
「鰯の角度をこうしてみようかな・・。」、「梅干ははやりここだろう!」、「フキノトウの煮物はすみっこ
にやって・・・と」なんてしているうちに完成したのがこれです。

自分ではなかなかおいしそうに出来たと思うのですが、いかがでしょうか?

2008年05月20日(雑記)

バラづくしの日々を過ごす。

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バラの季節です。この季節の恒例となった「国際バラとガーデニングショー」を今年も
訪れました。川崎景太主宰がバラの花をふんだんに使ったデモンストレーションを披露したり、
大坪靖枝デザイナーがバラの花のアレンジメントの講習会を開いたりと、マミフラワーデザイン
スクールとしても盛りだくさんのイベントとなりました。

そんな中、僕の目に留まったのはあたり一面にかぐわしい芳香を漂わす美しいイングリッシュ・
ローズでした。イングリッシュ・ローズ・・・。1940年代にイギリスのデヴィッド・オースチンによって
生み出された品種で、カップ咲きという古典的なバラの風貌を残しながらも、近世の園芸品種として
欠かせない豊かな芳香と完全四季咲きの特性を併せ持つバラ・・・。オースチン氏の想いが
つまったイングリッシュ・ローズの前で僕はただただ立ち尽くしてしまったのです。「いくら物事
が新しく変化してゆこうと、根っこの部分はちゃんと押さえておかなくてはならない・・・。」オース
チン氏のそんな想いを勝手に想像しながら、僕は文化の一研究者として思わず背筋をピンと
伸ばしていました。

翌日、「考花学」の野外授業で日比谷公園を参加者の皆さんと訪れました。そこにも色とりどりの
バラたちが皆を待ってくれていたのです。僕はバラの専門家ではないので、「この品種はこうです」
とか「あの品種を育てるには・・・」なんて詳しいことは話せません。ただできることはオースチン氏
から教えてもらった「バラの根っこの部分」を自分なりに皆さんに説明すること。バラという花が
どのような経緯で「花の中の花」として多くの人々に認識されるようになったのかということを精一杯
お話することです。

参加者の皆さんの熱意と友情のおかげで、この時間はとっても楽しく充実していて、あっという間に
授業が終わってしまったような気がします。帰路についた僕の足どりは何かをやり遂げた充実感から
か軽快でした。そのとき、こんな“バラづくしの日々”に心から感謝したいと思ったのです。

2008年05月21日(雑記)

バラづくしの日々、まだまだつづく・・・。

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バラづくしの日々はまだまだつづいています。意外と身近なところにも美しいバラが
咲いてくれていました。。

仕事場の敷地内に誰が植えたのか、ピンク色の大ぶりの花がいつのまにか顔を出して
いました。見事な高芯剣弁咲き(中央が高く盛り上がり、花びらの先が剣先のようにとがって
いるような咲き方)です。こうした典型的なバラの特徴は中国生まれの芳香月季というバラ
がもたらしてくれたのだそうです。写真でしか見たことが無いのですが、それは美しいバラ
です。いつか本物を見てみたいな。

バラは美しさだけではなく、雄大な時の流れや、異国のロマンを身近に感じさせてくれますね。

2008年05月22日(雑記)

作品展開始!

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マミフラワーデザイン展速報といきましょう!
作品展前夜、出品者のかたがたはそれぞれの
想いを胸に果敢に作品作りにチャレンジ!

およそ三時間後、個性豊かなフラワーデザインで
東京大丸のミュージアムはいっぱいになりました。

無我夢中に創造活動をなさっているみなさんの横顔
は実に輝いていましたよ。

そんな輝き、作品展会場で直に感じてみてください。
http://202.229.55.161/desi2008.php

2008年05月23日(雑記)

作品展、おかげさまで大好評!

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マミフラワーデザイン展、無事始まりました。
おかげさまで、初日から多くのかたがたがお越しくださいました。

「わぁ、あれなんていう花?」、「これはどうやってとまっているのかな?」
などと会場内は楽しさにあふれています。そんなみなさんの様子に僕も
おもわず口元がゆるみます。いつもこんな顔でいられたらいいな。

5月27日まで大丸ミュージアム・東京にて開催しています。お時間が許し
ましたらぜひ、ご来場ください!お待ちしていますね。
http://202.229.55.161/desi2008.php

2008年05月23日(雑記)

ドクダミの林をぬける・・・。

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現在開催中の作品展会場への道すがら、僕はドクダミの林をぬけていきます。
この場所にはそれほどドクダミが見事に群生しています。

ドクダミというとその名前のせいか、なんだか毒々しい感じ。生えている
ところもどことなくじめじめした暗がりが多いのです。でも、どくだみ茶は
身体にいいというし・・・。

実はドクダミは“毒溜み”といったそうで、「毒を溜める」、つまり毒を制御
するといった意味合いが込められているのだそうです。だから、むしろ
ドクダミは薬草なのです。

今日、ドクダミは僕の心の薬になってくれています。なにせ、ドクダミの林
を抜けただけで、なんだか身体がすうぅとさわやかになったんですから。

2008年05月28日(雑記)

作品展の感動

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おかげさまでマミフラワーデザイン展「花・人・暮」を無事終了させていただくことが
出来ました。皆様応援ありがとうございました。

毎年の作品展でかならず胸を揺り動かすような感動があります。作品展開期中の
作品搬入時。僕はいつもどおり懸命に作品作りに没頭する出品者の皆様の制作風景
を拝見しながら、会場内を徘徊していました。そこである出品者のかたに呼び止めら
れたのです。それはマミフラワーデザインスクールの南荻窪登録教室責任者である
津田先生でした。津田先生は大変勉強熱心なかたで、「ナチュラル・アート・クラス」や
「考花学」でも目をきらきらさせて学んでおられる先生です。

津田先生は開口一番、「このマツをつかっていいものか」と悩んでおられました。聞けば、
先生が作品の素材に選んだ松葉は、正月の門松のものであり、ご当人には「神の宿る
門松を作品にしてしまうのは失礼になってしまうのではないか」との想いがあったの
だそうです。「どうでしょうかね・・・」と問われた僕は一瞬迷いました。でも出来かけた作品
と津田先生の熱意を再確認したとき、僕は津田先生がやろうとしておられることと、気にな
さっていることこそがフラワーデザインの本質なのではないかと思ったんです。

「大自然に、そして植物に敬意を表しながら自分なりにそれをかたちにする・・・。」僕には
このとき津田先生がそんなことをなさりたいのではないかと素直に思えたのです。「先生が
松葉に敬意を払っておられて、それにご自分なりの美をもって感謝の意を表されたいのであれば、
それはとても素晴らしいことだと思うのですが・・・・。」それが僕の精一杯の答えでした。

むかし、門松にするマツの葉や枝を山に切り出しにいくことを一部の地域では“花むかえ”
と呼んだそうです。そう、先人も自然に敬意を表するためにあえて生き物である植物を
素材に造形を行っていたわけです。だとすればフラワーデザインの原点はここにこそある
のかもしれませんね。

そんなわけで津田先生は無事、美しい作品を見事完成されました。彼女の気持ちはまさに
作品のタイトル「神の宿る木」にあますことなく託されていたのです。ひとつの“本当”に触れる
ことのできた僕がちょっとうきうきしていたのは言うまでもありません。

2008年05月28日(雑記)

うんうん、感じるよ、ちいさなあしおと・・・。

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今回のマミフラワーデザイン展では一つ一つの作品に出品者によって
題名がつけられました。「やはり出品者の作品に対する想いを観て頂く
かたがたにもお知らせしたほうがいいのでは」という配慮からそうなった
のです。

それぞれの想いがこめられたタイトルがならびます。もちろん、観た人
それぞれが作品に想いをこめてほしいという願いからか「無題」という
タイトルをつけた出品者のかたがたも多くおられました。それはそれで
とても素敵だと思いますし、こちらとしても考えが広がります。

それでもやはり作品はもちろんのこと、タイトルも気になります。僕は会場を観て
まわりながら、作品とタイトルの妙に感動しっぱなし!そこである一つの作品と
出会いました。本部講師の小原先生の作品です。「ちいさなあしおと」と銘打たれた
この作品はムギを一列につなげた数本の線から色とりどりの花が生え出ているといった
風情を僕に感じさせてくれました。僕は勝手に「さあっと一直線にムギの原っぱができ
あがり、つぎつぎと花がぽんっぽんっという感じで生まれ出ているんだな」なんて
うごきを感じてしまったわけです。(間違っていたらごめんなさい!)

そこでたしかに「うんうん、感じるよ、ちいさなあしおと・・・」と確かに思ってしまったんです。
僕にしてみれば、ムギと花はたしかに自分の目の前にかすかなあしおとをたてながら
やってきてくれたんです。

こんな遊びができるのも作品展の面白いところですね。

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