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2009年03月03日(雑記)

オンシジュームから広がる世界

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とあるイベントでオンシジュームの色の洪水に出会いました。ランってフラワーデザイン
の花材として使うのがとても難しいと言われています。花の個性がものすごく強いから
でしょうか。でもここまでくると壮観。心の中に中南米のジャングルがほのかに浮かんで
は消えていきます。

そんなことを考えながら、このあいだあるブティックでウインドウショッピングをしていた時
のことを思い出しました。明るい色、暗い色、とにかく神秘的な様々な色が混ざり合った
印象深い春物の婦人服コレクションに見入っていると、若い店員さんが話しかけてくれ
ました。「この色は全部、カラーコーディネーターが実際アマゾンのジャングルに出向き
採集してきた植物を含む自然の色なのです。人が大自然をまとうことをイメージしたもの
なのです。」目を輝かせながら彼女は、自然色の美しさのことについて、そしてそれを
とりこんだ服のことについて次々と語ってくれました。むろん、僕は男ですので服を売る
だけのために話しかけてくれているのではないことが伝わってきました。彼女はより多くの
人にこのコレクションの素晴らしさを伝えたかったのでしょう。

アマゾンに行ったことのない僕にとって、そこはなにかじめじめしたイメージがあったの
ですが、店員さんのお話や実際の服をみるにつけ、なんて明るくて、なんて輝きに満ちた
色なのだろうと感慨を新たにしたものです。それにも増して、自然の力がこの服を愛する
お嬢さんを生きる喜びや活力で満たしてくれているのが感じられたことが一番大きな喜び
でした。

店員さんの熱意や、オンシジュームの色が僕に活力を与えてくれたことは言うまでも
ありません。いつの日にか、ぜひとも中南米のオンシジュームを実際にこの目で見、
さらに足を少し伸ばしてアマゾンの優しい色の洪水にこの身を浸したいものです。

2009年03月05日(雑記)

カンヒザクラが咲いたよ!

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朝、ふと立ち止まって見上げてみると、今年も深紅の花が
空に散りばめられているのでした。

昨日まで降っていた雨がうそのように空を紅色に染め上げる
花はカンヒザクラの花。日本で一番早く咲くサクラの一つです。

台湾からやってきて、南日本に自生した木は今ではすっかり
2月から3月上旬にかけて私たちの目を楽しませてくれる存在
になりました。

サクラというと淡い桃色を連想してしまうことが多いのですが、
目が覚めるような深紅のサクラもいいもの。春の活力が花の
中に宿っていることを感じますね。

2009年03月06日(雑記)

雨のしずくが癒してくれる・・・

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僕の記憶によればこのところ週末はほとんど雨・・・。なんとなくですが
そんな印象を受けます。「あ?あ、また雨かぁ」なんて少し歩くのもおっく
うになります。

そんなときも、いろいろな用事で外に出なくてはならず、ビニール傘を
さして出かけます。靴から伝わってくる水の冷気に「さむいさむい!」
なんて感じながら、内側からビニール傘を見やると、しずくが美しい。
なんだか水墨画か印象派の絵画、あるいは感性豊かな写真家が撮った
おしゃれな写真みたいに見えたのです。

いやなことに思えるものの中にも、見方によっては喜びや遊びが潜んで
いるのですね。一瞬、水の冷たさが和らいだような気がしたのでした。

2009年03月08日(雑記)

ウェディングの雰囲気

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ウェディングを想定して会場を花で飾りつける講習会
を見学しました。

一生に一度のことですから、極力よい雰囲気づくりを
心がけなければなりません。花はもちろん、その他の
要素も大切。

こちらは会場のエントランスにディスプレイされた待ちうけ
の花。水がはられた水盤にキャンドルが浮かべられてい
ます。参加者のみなさんが工夫をして、よい雰囲気になって
いました。

火、水、花そして緑。
これらの要素は私たちの心を落ち着かせてくれるのですね。
おもわずうっとりと見入ってしまったのです。

2009年03月09日(雑記)

イチゴを見るだけで幸せに・・

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気の合った仲間どうしでのティータイムは楽しいもの。そこに美味しいお菓子が
あれば、その場はより盛り上がります。健康上の理由でそんなにたくさんは食べ
られないのですけれど・・・。

白いクリームと真っ赤なイチゴのコントラストが美しい。日本にも「いちご」という
言葉が古くから存在していることから、昔から食べられていたものと思われます。
しかし、昔のイチゴは木になる木苺のことだったとか。

今のイチゴはアメリカ大陸で生まれ、新大陸発見とともにヨーロッパに渡ってきた
そうです。フランス国王ルイ14世はなによりもイチゴに目が無かったとか・・・。
これとクリームを混ぜたものを、医者から止められていたのにも関わらず、こっそり
食べたともいわれています。

今でも、なぜか私たちを幸せにしてくれるイチゴとクリーム。おっと、食べ過ぎに
ご用心、ご用心!

2009年03月13日(雑記)

世界のレポート、モロッコ編オープンしました!

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オフィシャルウェブの「世界のレポート」でモロッコ編が
オープンしました。エキゾチックなアラビア文化とミント
ティーの香りに満ちたレポートになりました。

オフィシャルwebのインデックスにある更新情報の箇所を
クリックしていただくか、webの“樹”のむかって右側の枝
にあるレトロな電話をクリックしてご覧ください!

いろいろご意見聞かせてくださいね。では、お楽しみあれ!

2009年03月15日(雑記)

出かける日に晴れるのはやっぱり嬉しい

今日は久々に車で出かけようと思います。
昨日まで、雨と風がぴーぷー!「晴れるかな?」
と思いながら朝、外を見やると・・・・。なんと快晴!
富士山が見えるといいな・・・。期待は高まります。
雨のめぐみもありがたいけど、こういうときは晴れ
にかぎります。

では、いってきます!

2009年03月16日(雑記)

休日のごほうび

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コバルトブルーの水面。吸い込まれていきそうです。富士山のふもと、山中湖のちかくにある
忍野八海の池はこんな色。幻想的です。むかしは大きな湖の底だったんだとか。

ふだん仕事をがんばり、たまの休日に早起きをするとごほうびってもらえるものなのですね・・・。
おまけにすごいいい天気!

2009年03月17日(雑記)

どうして水の中にお金を投げ入れるのでしょう

どうしてかな、なんでかなっていうこといっぱいありますよね。
忍野八海にいったとき、池にお金がたくさん投げ入れられて
いて、きらきら光っていました。

海外にいったときこんなことを聞いたことがあります。「日本人
観光客が多いところでは、何かに水をはっておくだけでお金
が手に入る。」とんでもないブラックユーモアですが、そんな
こともうなずけるほど、私たち日本人は水の中に小銭を投げ
入れるのが好きなのです。

日本は水の豊かな国です。それゆえに水は暮らしのいたること
ろに登場しました。飲み水、洗い水、風呂水、農業水などなど。
いつしか日本人は大きな恵みをもたらしてくれる水に神が宿る
と感じ始めたのだといいます。よく心身を清めることを禊ぎ(みそぎ)
といいますが、これは「水そそぎ」が略されて転化したことばだと
思われます。

たしかに水を見ているだけで、そのせせらぐ音を聞いているだけで
心が穏やかになり、気持ちが楽になりますね。水ってほんとうに
不思議です。そんな感謝の気持ちを込めてお金を投げ入れる人
の気持ちもわかるような気がします。

2009年03月18日(雑記)

心ある別れ

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「花の文化」の授業を担当させていただいている日本フラワーデザイン専門学校
の卒業式がありました。

ジンチョウゲの花が香るころ、いつもこの嬉しくもある悲しくもある儀式がやって
きます。でも、嬉しいと感じるべきでしょうね。だって、かわいい教え子が社会に
むけて羽ばたいていくんですから・・・。

卒業式のあとに行われる卒業生主催の謝恩会の案内状をご丁寧にいただき
ました。桃色の色紙をバックに切り抜かれた花文様がとても優しく温かく思えた
のです。なんて心のこもった案内状なのでしょう。

僕は、こんな心の優しい若者たちとひと時を過ごせたことを本当に幸せに思います。
みんな、がんばって!みんな、幸せに!

2009年03月19日(雑記)

まだまだ続く考花学クラス

「どうしてあの花はそんなイメージを持たれているのだろう?」「あの花を使った造形はどうしてこのような用途に用いられるのだろう?」「人間って自然とどのように接してきて、そして接していくのだろう?」などなど、花文化にまつわる「なぜだろう」を考え続けている考花学クラスも早4年目を迎えます。僕自身もそのつど文化の奥深さを勉強させていただけるいい機会。

4月から、また新たなテーマで進めていきます。「植物の香りとは」、「ヨーロッパの祭の中での植物の役割とは」、「花の文様とは」などなど。身近にあるようで、もっと知りたい数々のこと。多くの知との出会いが本当に今から楽しみです!

詳しくはオフィシャルwebの更新情報もしくはINFORMATIONから考花学のコーナーにてご参照ください。

2009年03月20日(雑記)

マカロンは卓上の花

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お菓子教室を主宰している妻がマカロンの研究に余念がありません。
何度も素材の配合を失敗したり焼きかたを失敗したりと試行錯誤を
繰り返し、やっと満足のいくものができたよう。手前みそではあります
が、はっきり言ってお店においてあるのよりもおいしい!

表面に艶のある生地を二枚重ね合わせ、その縁の部分が少し出っ張
っているタイプのものはマカロン・パリジャンと呼ばれ、パリのラデュレや
コクラン・エネといったお菓子屋さんが20世紀初頭に開発したものだとか。

どのマカロンもカラフルでそのコントラストが楽しく、テーブルの上が一気
に華やかになりました。まるで花畑みたいです。そういえば、どれも植物
にたとえられる色をしています。ピンク、オフホワイト、イエロー、オレンジ
は花の色に、ブラウンは幹や枝の色に、グリーンは葉っぱの色に・・・。

ほおばるのも忘れて、しばし春の野原を重ね見ながら色の妙を楽しみま
した。

2009年03月22日(雑記)

はっくしょん!

今日も朝から鼻がむずむず、そして「はっくしょん」とすっかり
花粉症です。今の時期なのでスギ花粉でしょうか?

でも不思議と自然界の物質とふれあっているんだぁ、なんて
呑気なことを思いながらおもしろがっています。

あと、どういうふうにしたらよりくしゃみが出なくなるか、あるい
は目がかゆくならないか見つけ出すのも楽しまなくっちゃなんて
思っています。ちょっと楽天的過ぎるかもしれませんね。

今日は、これから「考花学」の授業です。元気に行ってきます!

2009年03月23日(雑記)

“ヒイチー”には願いがいっぱいつまってる

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山中湖畔の忍野村をおとずれたさい、各家の玄関になにやら不思議な形を
した座布団のようなものが下げられているのを見かけました。

これはヒイチーと呼ばれ、家の人々をわざわいから守ってくれる神さまが宿
っているものなのだそうです。ある年に結婚や出産などおめでたいことがあ
った家はこのヒイチーを翌年の一月に催される道祖神をまつる祭に奉納する
のだそうですが、その奉納のしかたが面白い。木を模った背の高いオブジェ
にたくさんのヒイチーといっしょに色紙などが飾られた様子は壮観で、あたか
も樹木が花をつけたかのように華やかになるのだそうです。ちなみに道祖神
とは地域の人々をわざわいから守ってくれる神様のことです。
http://kashibesso.com/image7/DSC_2886w.jpg

祭が終わると、神様が宿ったヒイチーを家に持ち帰り、出入り口のところに
まつって家を守ってもらうのです。

そんなことを知ると、ヒイチーがとても神々しく、また頼もしくおもえてくるから
不思議ですね!どことなく、家の屋根の形に似ていますが何か関連がある
のかも知れません。

ものごとには何でも深い意味があるのですね。そしてそれを知ることによって、
より感動が深まることを今更ながら実感しています。ヒイチーに出会えて本当
によかった!

2009年03月25日(雑記)

サクラ、いいなぁ・・・

「こんど、ぶらっと京都に行こうとおもっているんですけど、
ちょうどサクラの時期なので、どこかいいところはありませんか?」
親しくしている人にたずねられました。

岡山にある大学院に通っていたとき、途中で何気なくぶらっと
京都に立ち寄ったときのことが僕の脳裏に浮かんできました。
意識はしていなかったんですけど、ちょうどサクラの季節だった
んです。

ぶらぶらと市内を歩いていると、不思議と僕は八坂神社に
いざなわれて、東山のふところに吸い込まれていったんですね。
そこはもう、桃源郷ならぬ桜源郷。満開の花の下、世界中の
老若男女がなかよく集い、楽しい宴会のまっさかり!みんな
サクラの花を愛でたいという共通認識があるからなのでしょう、
とっても平和な雰囲気で満ち満ちていたのを思い出しました。

「人があまりいないところで落ち着いてサクラを観賞できるところ
といいますと・・・・。」そう言いかけた僕は、次の瞬間こう答えて
いました。「八坂神社を抜けて東山に入っていくルートをおすすめ
します。なんだかいいんだなぁ、桃色に染まったところに人々が
楽しそうに集っているかんじが。」サクラと人が仲良くしているって
いいなぁ。そんな雰囲気を、大好きなこの人にも味わってもらいた
かったものですから。

2009年03月27日(雑記)

最後の花

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遅ればせながら、スイセンです。アイスホーリー種と
いうものらしい。通勤路の空き地で出会いました。
ムラサキハナナの群生の中にあって凛と目立って
いたのです。

スイセンの花言葉は「うぬぼれ」、「エゴイズム」など
ネガティブなものが多い。これはギリシャ神話のせい。
ナルキッソスといううぬぼれ屋の美少年が池に映った
自分の顔にみとれ、足を滑らせ溺れてしまい、女神が
哀れんで彼を花に変えてあげた。それがスイセンの花
だったという話。

空き地のスイセンはそんなことを知ってか知らずか、ただ
ひたすら数日たたずんでいました。ある日通りかかると、
花は消えていました。お気に入りの花が去ってしまうと
少し悲しい。決してうぬぼれてなんかはいなかったと思う
のに。

でもそうやって命はめぐっていくのですね。また、どこかで
会えるといいな。

2009年03月28日(雑記)

休日のチャーハン

チャーハンにはこだわりがあります。これだけは常に
うまいものを食べていたいからです。

刻みニンニクを炒めたフライパンの上に溶き卵をに流し
込み、少し焼いたあと、冷たいご飯をどかっと入れます。
長ネギや万能ネギを刻んだものを投げ込み、紹興酒、
塩、コショウ、醤油を少したらすというのが基本なので
すが、それに干した桜海老や鰹節を加えるとまた風味
が増します。

今回はそれにキンメダイの煮付けの身をほぐしたものを
いれて炒めてみたところ、これが美味。甘みが加わると
チャーハンは格別の味になります。なるほどな!調和
ってさまざまなかたちで作り出すことができるんですね。

うん、休みの日にチャーハンがうまくできると本当に
気持ちいいのだ!

2009年03月29日(雑記)

門の前に立って・・・

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参加者を募り、河口湖畔にある久保田一竹美術館に出かけました。
室町時代に確立した染色工法である「辻が花」に独自の解釈を加え
現代に「一竹辻が花」として蘇らせた蘇らせた希代の染色家、
故久保田一竹氏の作品を展示する美術館です。当日はお父上の跡を
継がれて美術館の館長をつとめていらっしゃる二代目一竹氏も笑顔で
僕たち一行をお出迎えくださいました。

美しい着物を観賞したあと、裏山の散策路をあるいていると、一竹先生
が生前お作りになった門が目の前に現れました。アジアを思わせる彫刻
が施された門の向こうには、仏様がまつってある祠があるのです。

門。それは結界を意味するもの。この内側は特別な空間なのだと私
たちに知らせてくれるもの。この門は扉もなく、自由に出入り可能で
あることから、人を阻むものではありません。むしろ、人を特別な空間
に誘うための心の広い入り口。

そんなことを思いながら、着物の美に触れ、美しい門を観賞しながら、
一竹先生に心の中でご挨拶をしたのでした。

久保田一竹美術館についてはこちら
http://www.itchiku-tsujigahana.co.jp/bijutsukan01.html

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