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2009年03月03日(雑記)

オンシジュームから広がる世界

DSCF4803.JPG

とあるイベントでオンシジュームの色の洪水に出会いました。ランってフラワーデザイン
の花材として使うのがとても難しいと言われています。花の個性がものすごく強いから
でしょうか。でもここまでくると壮観。心の中に中南米のジャングルがほのかに浮かんで
は消えていきます。

そんなことを考えながら、このあいだあるブティックでウインドウショッピングをしていた時
のことを思い出しました。明るい色、暗い色、とにかく神秘的な様々な色が混ざり合った
印象深い春物の婦人服コレクションに見入っていると、若い店員さんが話しかけてくれ
ました。「この色は全部、カラーコーディネーターが実際アマゾンのジャングルに出向き
採集してきた植物を含む自然の色なのです。人が大自然をまとうことをイメージしたもの
なのです。」目を輝かせながら彼女は、自然色の美しさのことについて、そしてそれを
とりこんだ服のことについて次々と語ってくれました。むろん、僕は男ですので服を売る
だけのために話しかけてくれているのではないことが伝わってきました。彼女はより多くの
人にこのコレクションの素晴らしさを伝えたかったのでしょう。

アマゾンに行ったことのない僕にとって、そこはなにかじめじめしたイメージがあったの
ですが、店員さんのお話や実際の服をみるにつけ、なんて明るくて、なんて輝きに満ちた
色なのだろうと感慨を新たにしたものです。それにも増して、自然の力がこの服を愛する
お嬢さんを生きる喜びや活力で満たしてくれているのが感じられたことが一番大きな喜び
でした。

店員さんの熱意や、オンシジュームの色が僕に活力を与えてくれたことは言うまでも
ありません。いつの日にか、ぜひとも中南米のオンシジュームを実際にこの目で見、
さらに足を少し伸ばしてアマゾンの優しい色の洪水にこの身を浸したいものです。

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