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2010年08月05日(雑記)
山のシューレ
ホスピタリティ産業を理念に心温まる企画を推進する
二期倶楽部が毎年アートビオトープ那須で開催している
レクチャーシリーズ「山のシューレ」の初日に参加して
きました。今回で三回目の開催。初回は僕も「テーブル
フラワーの歴史」ということで講義を担当させていただき
ました。
さすが那須高原というお土地柄、都会よりも爽やか。
まずは、会場敷地内のササユリが出迎えてくれました。
参加したレクチャーは、人類学者の中沢新一氏、美術史家の伊藤俊治氏、
写真人類学者の港千尋氏らが「自然の叡智」について意見を交換すると
いうもの。自然を暴き挑戦することによる技術発達ではなく、自然の特性を理解
したうえでの心ある技術発達の可能性についてが提示され、考えさせられる
ことが多く大いに勉強になりました。
会場にも、自然の叡智を感じさせる装飾がなされていました。
興味深い講演のあと、能楽師安田登氏プロデュースによる開き舞台
「おくの細道」を鑑賞。松尾芭蕉が日光に出向き、俳人として生まれ
変わるさまを表現した新感覚の舞台でした。
静寂に問いかけること、心に問いかけること、自然に問いかけること。
難しそうで簡単な、これからの人類の方向性が少し垣間見えるような、
すばらしい時間でした。
フラワーデザインも花文化の研究もきっと、こうした方向性の一端
を担っていくのだという思いがし、元気が出ました。
