一覧 -2012年02月
松のお色直し
一月中旬に「いけばなインターナショナル神戸支部」が主催された新年会にお招きを受け、
私と大坪靖枝デザイナーが会にお邪魔しました。
そのさい大坪デザイナーが松の枝を使ってのフラワーデザインのデモンストレーションを披露。
ご来場の皆様に大変喜んでいただけました。
でも、残念ながらその松を東京にそのまま持ち帰るのは、その時の事情で物理的に無理。
困っていると、神戸支部の先生方がご親切に松を受け取ってくださることになりました。
とても助かりました。
後日、その松をきれいに生かしてくださっている様子をお知らせくださいました。
デモンストレーションで活躍してくれた松が見事にお色直し!爽やかに空間を
彩ってくれています。僕も大坪デザイナーも感激!
花を通して育まれた友情に感謝!花を愛する神戸の人々に感謝!
そして素敵な出会いをくれた松に感謝!嬉しい新春の思い出です。
「第三回 Livism 花いけバトル」白熱しました!
今回で第三回目を数える「Livism 花いけバトル」に審査員として参加させていただきました。
このイベントは有志の華道家が観衆の面前で限られた時間で、限られた花材を駆使して器上に
いけ、作品の優劣を観衆に問うものです。いわば華道版「料理の鉄人」のような装い。
お歴々の華道家の先生がたの作品を審査する役目を仰せつかった僕もドキドキしながら会場
に入りました。
本バトルの総合プロデューサーの花美術家、日向雄一郎氏も作品を前に熱弁を披露。
前回のチャンピオンで繊細な作品に定評のある平間磨理夫氏、大胆なインスタレーションが
力強い上野雄次氏と緻密な作品構成で他の追従を許さない伊藤庭花女史がそれぞれ一回の
制限時間が五分という過酷な条件下で入魂の花いけを披露。司会で着物姿が良く似合う作家の
桃江メロンさんのトークも会場を沸かせます。
これが熱戦の末、上野氏が勝利をものにした作品。審査員でもあり気鋭の陶芸家でもある岡崎慧佑氏
による大器を傾けて置き、それにボケとマンサクをあしらった作品に会場からはどよめきが。
闘い終わって日が暮れて(実際に終わったのは深夜11時過ぎ!)でもしかし会場には温かな空気が
優しく流れているのを僕は感じ取っていました。「いけばなって、面白いね」、「打ち込むことがあるって、
素敵だなぁ」、「評価は今一つだったけれど、私はあの作品よかったっておもったの」・・こんな雑談が
笑顔の観客の皆さんから聞こえてきたんです。
バトラーの先生方も、さすがは華道家。互いの健闘を心からたたえ合い、すっきりとした笑顔で作品の
こと、次の企画のことを話し合いながら、観客の皆さんの笑顔を心から喜んでおられました。
僕は幸せ者だなぁ。だってこんなに素敵なイベントに参加させていただくことが出来たんだもの。
いけばなって素敵だな。そしてこんなイベントがいつまで続きますように。
デモンストレーションの競演
マミフラワーデザインスクールの専攻科冬季集中講座が実施され、全国からフラワーデザイン講師の
資格を目指して多くの生徒さんがたがマミ会館に集結!
デモンストレーションの授業では実際にデモの実演が行われました。
こちらはかわいらしいテーブルデコレーション。心癒えますね。
こちらはエレガントなアレンジメントですね。線の美しさが強調されていますよ。
風景を室内に持ってきたかのような自然美にあふれたアレンジメント。和みます。
シュロをつかった大胆な作品はお待ちうけの花にぴったり。これまでで一番大きなデモ作品でした。
これはユニーク。裏表を二人がそれぞれいけて、完成作品も回しながら両面を楽しめます。
デモンストレーションってフラワーデザインの表現方法のなかでもとっても大切なものなんです。
作品をいける行程を楽しんでもらうっていう発想は日本ならではのもの。そういえば日本には
完成作品だけではなく、その過程を楽しんでもらう技芸が多いですよね。茶道そして華道が
いい例。これを総称してお点前というんですね。
デモンストレーションに挑戦した皆さま、結構なお点前でした!実り多き専攻科になりましたね!
北国でのアート
思い立ってやってきました北海道。
札幌で僕の友人がアートの作品展を開催していることを聞きつけ、いざゆかん。
それにしても寒いなぁ。今年の北日本も凍てつくような寒さとは聞いてはいましたが、
これは寒い。でもね、北国の寒さは気持ちよくもある。空気も爽やかできれい。
身体が洗われるような気持ち良さがあったな。
雪の札幌では自転車さえもアートピースに。札幌駅に迎えに来てくれた友人が「みてみて!」
と指差したさきにこんな作品がありました。
今回、作品展を行ったのはアーティストの有希さん。フレーム作家の山中英人さんとのコラボレーション。有希さんはフラワーデザインを学び、その後写真やエッセイのジャンルで活躍。今回は
自ら撮影した写真を和紙にプリントし独自の表現にトライ。そのグラフィック作品を山中さんの
温かみのあるフレームが装います。
会場は札幌のイタリアンレストラン、Cafe BECCO。食事やお茶を楽しみながら作品を堪能する
ことができます。きれいでほっとする自然体の写真作品が豊かなひと時を演出してくれること
うけあい。
この作品展は好評につき三月いっぱいまで開催されます。
http://a-ki.jimdo.com/news/
