コストを抑えて差をつける、胡蝶蘭ギフトの選び方

胡蝶蘭をギフトに送るのは、日本では伝統的な習慣でもあり、特に企業の新社屋への引っ越しや役員の就任等には最適です。上品かつ華やかで日持ちもよく、誰からも嫌われないところが魅力です。しかし問題は、あまりに多くの人に愛されて、あまりによく知られていることから、胡蝶蘭をギフトに送ると、先方でかぶり、新社屋の玄関が胡蝶蘭の鉢だらけという状態になることです。すると、胡蝶蘭は花の大きさ、本数、鉢の大きさがだいたい値段と比例しているので、たとえば二つの会社から届いた場合、どちらが高い胡蝶蘭をくれたのかというのが明白にわかってしまいます。会社中が胡蝶蘭だらけになったとしても、迷惑とかいやだと思う人はそれほどいないと思いますので、心配は不要です。しかし、グレードの差が明白になってしまうのはすこし避けたいところです。私は会社で何度も胡蝶蘭ギフトの手配してきました。お祝いの気持ちは誰よりも大きくても、予算がそうではない場合、自社の胡蝶蘭ギフトが目立って小さかった場合、あまり印象はよくないでしょう。どうしても、なあんだ、というイメージは持たれてしまいそうです。重ねてそんなときは会社の偉い人が先方にお祝いに訪問しますから、手配した自分にとってもあまり喜ばしくない状況になると考えました。

そこで、自分なりに考えて実施した対応策です。まず、胡蝶蘭の専門店からオーダーすることにしました。大手のフラワーショップでは、胡蝶蘭は非常に高価なものですが、インターネットを使えば、同じくらいのレベルでかなりリーズナブルな値段で注文することができます。ただし、安ければいいというわけではないので、ここは品質に保証ができる、蘭、できれば胡蝶蘭の専門店を選んでください。最初はあれこれ迷いますが、いいお店が見つかったらリピーターになると、いろいろ相談もできます。

そして、スタンダードな白い大きな花、ではなく、ピンクや斑入りの、少し変わったバージョンを選ぶようにしました。これでかぶらず目立っておしゃれ、を実現することができます。花は大輪ではなく、小ぶりのほうが本数も増やすことができます。思い切って小さめの鉢だけれど花はたくさんついているスタイルにすれば、床には置かれないので、他社の白の大輪が何本もついている巨大な鉢と並ばず、キャビネットに置かれ、逆におしゃれなギフトとして目立つことができます。会社の役員さんというものは、予算はケチっているくせに、花があからさまに安そうだと理不尽に怒りますが、小さくても目立っていると、異様に喜んでくれたりするものでした。